ご挨拶
このたび、第 35 回日本産業衛生学会全国協議会を令和 7 年(2025年)11 月 27 日(木)・28 日(金)・29 日(土)の 3日間、あわぎんホール(徳島市)を会場に開催することとなりました。
あらためて、このような機会を与えてくださった方々に心より感謝申し上げます。
日本産業衛生学会は、2019年に創立90周年を迎え、100周年を迎える2029年までの10年間において、働く人の健康を通じて社会の健全な発展に貢献するために、変化するニーズを捉えた学術活動と最新の科学技術を活用した、全ての働く人を対象とする実践活動を推進しています。
今回第 35 回日本産業衛生学会全国協議会のテーマは、「すべての労働者が元気に働ける産業保健をめざして」というテーマにいたしました。女性労働者、外国人労働者の進出、定年延長による高齢労働者の活躍、障害や病気を持ちながら就労継続する労働者、現代の産業現場は多様性に溢れています。
すべての労働者がそれぞれの置かれた立場で、最大限に能力を活かし、いきいき元気に働けるために、私たちは何を目指すべきか。これは私たち産業保健に関わるものにとって永遠のテーマであると思います。活発な意見交換や議論を行う場が提供できたら幸いです。
徳島は、海、山、川に囲まれた自然豊かな県です。8月の阿波踊り期間には県内各地が「ぞめき」に包まれます。皆様にも、ぜひ会期中に阿波踊りを体験していただきたいと思います。鳴門金時、阿波尾鶏等の徳島ならではの食材も楽しんでいただきたいです。
一人でも多くの皆さんの参加を歓迎するとともに、よりよい研鑽の場にしていただけますよう、心よりお待ち申し上げています。